リーブルアロエ

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中世ヨーロッパの遊浴文化

突然ですが、中世ヨーロッパの遊浴文化はご存じですか?
中世のフランスといえば華々しいイメージとは裏腹に、衛生環境はあまりよろしくないと思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし実際のところはどうなんだろうと思い、少し調べてみました!

水質の違い

ヨーロッパは気候が乾燥している上に、硬水の水で毎日身体を洗うと肌はガサガサに。髪はギシギシになってしまいます。
そのため、毎日身体を洗わずとも汗をかいた時にシャワーを浴びるだけで十分だと考えているのかもしれません。
浴槽に浸かりたいと思うときは、身体が痛い時やリラクッスしたい時など…
時間に余裕があれば夜に浸かるという感じで、毎日である必要はないようですね!

 

家にお風呂が無い!

現代と違って家に浴槽を持つ家庭はほとんど無かったため、貴族・平民問わず風呂屋に通っていたそうです。
今でいう銭湯みたいなところでしょうか。
国によっては、貴族と平民で身分を問わず交流できる娯楽の場となっており、貧民も恩恵にあずかれるよう財産家が寄付して入浴させることすらあったそうです。

 

お風呂は朝に入る

お風呂と言えば、夜に入るものが普通だと思いますよね。
しかし、中世ヨーロッパでは早朝に行われていました。
起床してから身づくろいを整えて、夜明けの教会のミサへ行ったその後などに入っていたようです。

または、馬上槍試合や重労働など汗を多くかく時にも入浴していました。
夜明け前から営業していますが、実際に人々がやってくるのは夜が明けてからでした。
お風呂の湯加減がよくなると呼び込み人が大きな声で知らせるのですが、夜明け前は盗賊がうじゃうじゃいたので黙っていた方が安全だったからです。

いかがだったでしょうか。
現代のように毎日入ることはありませんでしたが、やはり汗をかくと気持ちが悪いのは昔の人も同じだったんですね!

 

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