入浴で免疫力アップ
風邪気味の時はお風呂に入らず寝ている方も多いのではないでしょうか。
熱が38℃以下で吐き気や下痢症状・頭痛などがない比較的症状が軽い場合、入浴をした方が良いとされています。
38~40℃のぬるめのお湯に約5分程入ることで体内温度が上がり免疫力も上がります。
免疫を上げる為の方法はいくつかあり
・適度な運動をする
・バランスの良い食事をとる
・体温を上げる
などがあげられますが、一番簡単なのは体温を上げることです。
免疫と体温には深い関係があり、体温が1℃下ると免疫力は30%低下すると言われています。
免疫とは身体の中に細菌やウイルスが入ってきたら、それらの病原体に対して攻撃をして身体を守ることをいいます。
免疫があることで私たちの身体は病気から守られているのです。
免疫細胞の働きを強化する入浴法としてヒートショックプロテイン(Heat Shock Protein)が注目されています。
ヒートショックプロテインとは元気のない野菜を熱湯で洗うとシャキッとした野菜に戻る、その現象のことです。
これは人間にも言えることで熱ストレスを与えることで免疫力も高まるのです。
お湯の温度によって浸かる時間は変わってきます。
42℃は10分・41℃は5分・40℃は20分
入浴後は身体が冷えないように衣類を着け10分~15分保湿してください。
冬は暖かい部屋で、夏は冷房をかけないようにします
また、水分補給は常温か温かいものにします。
ヒートショックプロテインは2日後に増加していきます。
毎日ではなく週2回が目安で、決して無理はしないでください。
睡眠にもいい影響がでてくると思いますよ