アルコールジェルの「アルコール含有量」は 多いほど良いわけではない
3月、4月、5月と・・・未だにですが、日本のみならず世界中が
コロナ禍の影響で経済や日常生活に打撃を受けています。
我が家も、旦那さんが4月・5月はリモート勤務となり
家の一室が職場と化し、Zoomでの打合せが日常となっていました。
さて、この時期によく目にしたのが衛生商品。
我々の会社、フタバ化学でもアルコールハンドジェルを生産販売していますが
お客様から多くいただいた質問に
「アルコールハンドジェルは70％無いと意味がないんでしょ？」というものでした。
濃度50％以上のエタノールに、
接触時間1分間で十分な新型コロナウイルス不活性化が可能
2020年4月17日に北里大学
大村智記念研究所 ウイルス感染制御学研究室Ⅰ 片山和彦教授らの
研究グループがプレスリリースを発表しました。
https://www.kitasato.ac.jp/jp/news/20200417-03.html
市場に流通している医薬部外品・雑貨のうち、
主にエタノール、界面活性剤成分を含有し、新型コロナウイルスの
消毒効果が期待できる市販製品を対象に、
新型コロナウイルス不活化効果を有する可能性について、
試験管内でのウイルス不活化評価を実施したところ
「濃度50％以上のエタノールで、接触時間1分間で十分な
新型コロナウイルス不活性化が可能」と分かりました。
アルコール濃度が高ければ一瞬で、
アルコール濃度が50％以上であれば1分で新型コロナウイルス不活性化が可能。
時間がどれくらいかかるかの違いですね。
気を付けるのは、濃度の高いアルコールを使い続けると、
手荒れが進み菌が滞在しやすくなるため、
アルコール除菌と併用して、ハンドクリーム等でのハンドケアが大切です。
フタバ化学のアルコールハンドジェルは、
アルコール含有量56％
アロエ配合で、手肌にやさしい商品で
4歳の娘も公園から帰ったら毎日使っていますよ。
